お正月休みにラルクアンシエルのオリジナルアルバムを全て聞いてみた(1)
あけましておめでとうございます。管理人のみとです。
今年もよろしくお願いいたします。
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さて、社会人になって初めての冬休みだったのだが、その休みの間、L'Arc-en-cielのオリジナルアルバムをすべて聞こうと思い立ち、DUNEからBUTTERFLYまで全て聞いてみた。
前回記事に少しだけ紹介したthe yellow monkeyの再集結が本日、情報として解禁されたが、ラルクアンシエルもイエローモンキーと同時期、もしくは少し後にブレイクしたバンドだ。(イエローモンキーについてはこの再集結を機にはまりそうなので、別途記事を設けたい。)
実は先日紹介したフジファブリックよりもさらに前から、もう足掛け10年以上も私はラルクアンシエルのファンである。
今回は、久しぶりに全てのアルバムを聞いた感想を書き連ねていきたい。
まずラルクアンシエルのアルバムは、インディーズ時代にリリースされた「DUNE」というアルバムから始まる。
初期のラルクアンシエルはダークな世界観が特徴的であるが、それに加えてどこかしらポップで明るくて切ない印象も受ける。
改めて聞き直してみて、「追憶の情景」という曲が意外と好きなことに気づいた。
続いて2作品目の「Tierra」は、メジャー1stアルバムであり、幻想的な雰囲気が漂う作品だ。
このアルバムに収録されている「Wind of Gold」が去年のライブで約20年ぶりに演奏されたことは記憶に新しい。
最後の曲である「White Feathers」は、ラルクファンの中でも人気のある名曲であり、私自身もとても好きだ。改めて聞くと、目を閉じながら聞いても絵画を見ているように、羽根が舞っている情景が浮かんでくる。
3作品目の「heavenly」も幻想的な雰囲気を醸しつつ、少しだけ前作よりもポップな印象を受ける。
今回改めて聞き直して思ったのが、「静かな海で」という曲はラルクの中でもかなり特異な曲であるということだ。
かなり変な曲調だし、最後は大合唱だし、歌詞は月に残された衛星探査機(もしくは別の地球から送られてきた機械)のことだし、どこをとっても個性的で、それでいて幻想的である。
聞いていて直感でしかないのだが、こういう曲はもうラルクでは作られないだろうなと思う。ラルクアンシエルの初期ならではの1曲。
4作品目の「True」はラルクアンシエル初のミリオンを達成したアルバムであり、ポップ色の強いアルバムである。
個人的には一番好きなアルバムであり、繰り返し何度も何度も中高時代に聞いていたことを思い出す。
今回久しぶりに聞き直してみて、やはり好きだなあと思った。どの曲もシングルにできるほど、一度聴いたら忘れられないメロディーラインのものが多い。
密かに「風にきえないで」をいつかライブで聞いてみたいと思っている。
(「風にきえないで」はラルクのシングル曲の中でも最もライブで演奏されないシングル曲(2006年に再発されたthe forth avenue cafeは除く)である。)
今回はインディーズ時代のアルバムからsakura在籍時までのアルバムを振り返ったので、次の記事ではyukihiro加入後のアルバムから、活動休止直前までのアルバムを振り返りたい。