初秋の雨の時期に起きたこと
2011年4月、大学入学を控えていた私は、東日本大震災の影響で予定よりも1か月遅く授業が始まることとなったため、1か月間何もしないという日々を過ごしていた。
教習所の免許を取ったり、バイトを始めたりすることもなく、本当にただだらだらと1か月間過ごしていたのだが、その間の記憶が全くない。
思い出すために当時のブログにログインしようとしてみたけど、ログインのIDを入力しても反応がなく、とうとう初代ブログにはログインが出来なくなってしまった。(何のためにあれほど書いていたんだろうと軽く落胆した)
昔の手帳に書いてあったような気がするけど、おそらく実家にあるので今手元にない。
そんなわけで2011年4月以来に今、何もすることがない。
散々悩んでもがいて最終的に転職することに決め、現在残りの有給休暇を消化している最中だからだ。
先日作家になりたかったと書いたが、そのあとに描いた夢があった。
それは外交官になることだった。
とはいっても外交官のキャリアになりたかったわけではなく、外交官専門職という特定の地域で特定の語学を扱う仕事に就きたかった。
紆余曲折あって院に行きたいとか、院に行くためにはお金が必要だとか思い、
お金を得ることを第一優先にした就活をしてしまったけど、
わりとこの目標は社会人になっても完全に捨てきれることはできなかったように思う。
結局外交官専門職になる頭と努力と時間がなくて、諦めてしまったけど、
今でも外交官という職種に憧れは持っている。
夢とかやりたいこととか変わるし、社会人を2年半やってみて働くことは楽しいばかりではないと学んだし、
逆に楽しくするよう自分が努力できてたのかは疑問だけど
まあ探り探りでも進んでいくしかないのかなと思っている。
そんな青臭い感傷に浸りながら、この有給消化期間中の2週間、何をしようかなと思いつつ、ひたすら寝てたら時間があっという間に過ぎていた。
きっと私は時間を消費していくことに向いている。